せどりは仕入れ基準で全てが決まる!失敗しない仕入れ基準とは?
というテーマでお話させていただきます。
タイトルの通りですが、せどりで稼げるかどうか、儲かるかどうかは仕入れ基準の決め方によって全て決まります。
断言しますが、仕入れ基準を間違えていると、せどりでは稼げません。
この記事は、
こんな人にメリット!
- せどりの仕入れ基準が分からない
- せどりで仕入れができない
- せどりで稼げない
という悩みを持つ人向けの記事です。最後まで読んで、すぐに実践してもらえれば上記の悩みは解決するかと思います。
せどり初心者の人が最初に悩むのは「仕入れ」がうまく行かないことです。なぜ仕入れがうまく行かないかというと、仕入れ基準が間違っているからです。
正しい仕入れ基準をマスターできるように分かりやすく解説していきます!
※この記事はAmazon販売のせどりについての記事です。
せどりの仕入れ基準の決め方を解説
それでは、せどりの仕入れ基準の決め方を解説していきます。
私のせどり仕入れ基準の決め方ですが、注目するのは、商品の回転率と商品の利益額、商品の利益率の3つです。特に商品の回転率と利益額が大事です。
商品の回転率
商品の回転率とは、仕入れようとしている商品をAmazonに出品した場合、どのくらいの期間で売れるかという数値になります。
1ヶ月で1個売れる商品を回転率=1とすると、初心者のうちはキャッシュフローが大事なので、回転率1以上の商品を仕入れればOKです。
慣れてくると、3ヶ月で1個売れればいい(回転率0.33)、6ヶ月で1個売れればいい(回転率0.16)、という長期スパンで見通しを立てて仕入れることもできるようになってきますが、最初のうちは資金がショートする可能性がありますので、1ヶ月で1個以上売れる商品を仕入れるようにしましょう。
ではどうやって1ヶ月で1個以上売れるかどうか分かるかというと、モノレートを見ます。
参照:モノレート(https://mnrate.com/)
例えば、上記のような商品があったとします。
この商品の中古商品を見てみましょう。
販売数を見ると、3ヶ月で5個、1ヶ月で約1.6個売れています。
よくせどり初心者の人は販売数だけを見て、「よし、1ヶ月で1.6個売れてるから、基準の1を超えてるので大丈夫だ、仕入れよう」と思う人がいますが、それは間違いです。なぜかというと、他の出品者が8人もいるからです。
もしこの中古商品をあなたも仕入れて販売した場合、合計で出品者は10人になります。
10人もいるのに、その商品は1ヶ月で1.6個しか売れていきません。仮に2個売れたとして出品者2人の商品は売れたとしても、残りの出品者7人の商品は1ヶ月では売れません。
そうです、他の出品者数によっては、あなたの商品は売れ残ってしまうのです。
では、どうやって正しい販売数を調べるかというと、販売指数というものを計算します。
1ヶ月の販売指数が1以上の商品が仕入れ基準になります。
販売指数とは、販売数÷出品者数(あなたを含む)です。
上の中古商品の例では、1ヶ月の販売数1.6 ÷ 出品者数9(あなたを含む) = 0.18です。
よって、販売指数は0.18 < 1ですので、仕入れの対象外です。
1ヶ月の販売指数が1以上。これが回転率における仕入れ基準になります!
試しに上の商品の新品商品の販売指数も見てみましょう。
1ヶ月の販売数44 ÷ 出品者数10(あなたを含む) = 4.4 です。
よって、販売指数= 4.4 > 1なので、 仕入れ基準をクリアしている商品ということがわかります。
繰り返しますが、販売指数が1以上ということは、1ヶ月以内であなたの商品が売れるということです。
商品の回転率による仕入れ基準は理解してもらえたかと思います。
商品の利益額
次に、商品の利益額による仕入れ基準を解説していきます。
利益額とは、商品を仕入れてAmazonで販売した時に、実際に手元に残る金額のことです。
例えば、Amazonで1万円で商品が売れて、仕入れ代金やら手数料やらを引いて手元に1000円だけ残ったとすると、利益額は1,000円です。
私の利益額による仕入れ基準ですが、月の利益目標とおおよそ仕入れる商品の個数を決めて、その平均を大きく下回る商品(およそ2割以下)は仕入れません。
例えば、月の利益目標が10万円で、仕入れる商品の個数が約20個だとすると、1個あたりの利益は平均5,000円です。 回転率にもよりますが、1,000円以下の商品は、私は仕入れません。仕入れの対象外にしています。
なぜかと利益額が低い商品を仕入れても、あまり利益の足しにならず、数を多く仕入れなければいけなくなってくるからです。時間と労力がすごくかかります...。時間と労力をかけてもあまり足しにならないことは、最初から割り切ってやらない方が良いです。
私自身、最初の頃は利益額は意識せずに1円でも利益が取れれば仕入れようとしていました(笑)しかし、それでは仕入れるのが目的になってしまっていて、実際の利益は低く、疲労だけが残ってしまいました。
私の実体験からも、初心者の方は利益額の少ない商品は仕入れないことをオススメします。
繰り返しますが、利益額の仕入れ基準は、平均利益額より大きく下回ってないこと(2割以下ではないこと)です。
商品の利益率
最後に、商品の利益率による仕入れ基準を解説していきます。
正直、上の2つ(商品の回転率、商品の利益額)に比べると優先度は低く、それほど意識する必要はないですが、私は最低限、利益率10%以上であることを仕入れの基準にしています。
あまりに利益率が低いと、その商品の最低価格が下がった場合、赤字になってしまう恐れがあるためです。
私の仕入れ基準としては、利益率が10%以上の商品を仕入れるようにしています。
※ただし、利益額が大きい商品は利益率が10%以下でも仕入れることもあります。あくまで基準です。
せどり仕入れをマスターしよう
せどりの仕入れ基準をまとめると以下になります。
商品の回転率 = 1ヶ月の販売指数(販売数÷出品者数)が1以上の商品
商品の利益額 = 1商品あたりの平均の利益額より大きく下回っていない商品
商品の利益率 = 利益率10%以上の商品
せどり初心者の人は、上記3つの仕入れ基準をベースに仕入れを行ってみてください。
最初は、1つずつ調べるのは大変に感じるかもしれませんが慣れてくると、モノレートやFBAシミュレータの画面を見るだけで仕入れ対象かどうかがすぐに分かるようになります。
せどり仕入れや回数を繰り返すことが重要ですので、まずはガンガン仕入れてみてください!
また、「【2020年版】電脳せどりの仕入先を完全公開!仕入れのコツを伝授」で、電脳せどりでオススメの仕入先を完全公開しています!仕入れが苦手な人はぜひ参考に読んでみてください。
【2020年版】電脳せどりの仕入先を完全公開!仕入れのコツを伝授
続きを見る